神楽坂の不動産|コスモ都市開発>神楽坂を知る
今の神楽坂通りがそれらしくなったのは、江戸時代と言われています。
それ以前は、現在の5丁目の高層マンション辺りにあった行元寺の門前町や、この地を治めていた豪族・牛込氏の城下町として町家があったそうです。江戸時代になり、寛永5年(1633年)に大老酒井氏が矢来に屋敷地を拝領しました。その後、大老の登城道路として整備が進み、今の神楽坂の原型ができたそうです。
神楽坂という名の由来は、この坂で神社が奏でる神楽の音が聞こえたことに由来します。
どこの神社の神楽なのかは、若宮八幡神社、筑土八幡神社、赤城神社、穴八幡御旅所、市谷八幡神社など諸説あり、はっきりしません。
花柳界で知られている神楽坂には現在6軒の料亭と30人の芸者さんがいます。すべて「東京神楽坂組合」に属しており、この6軒だけが芸者さんを呼んで飲食ができる場所となっております。会席料理を食べながら芸者さんの踊りを見たり、三味線や鳴り物に合わせてのゲーム、カラオケや歓談など、遊びの苦手な方でも心地よく過ごさせてもらえます。お客様側からの希望も幅広く聞いてくれるなど、女将を中心とした最上級の時を過ごしていただける場が料亭なのです。
料亭には「一見さんお断り」の原則が今も残っています。お客様と店とが相互に信頼し合ってこそ、質の高いおもてなしが可能、という考えから代々守られてきたルールです。かといって、かたくなに閉鎖的でもありません。カウンター席や入門コース、商店会はじめ地元の人間の紹介など、利用していただく機会を作ってお待ちしておりますので、ぜひご相談ください。
神楽坂の町にはたくさんの名所があります。善国寺毘沙門天をはじめとした寺院や神社などが町中に点在しています。
また、個性的な「路地」がたくさんあり、それぞれ違った表情を見せ、私たちを楽しませてくれます。
石畳の小道で、もしかしたら芸者さんにも会えるかもしれませんね。